Google広告アドオン機能でスプレッドシート自動出力【活用編】

「Google広告の運用で、データ集計から結果の分析をする作業をもっと楽にしたい!」

そんな時に、データポータル、スクリプト、スプレッドシートのアドオン機能、Big Queryなど様々な方法で、データ集計や表、グラフの作成ができます。
詳細はGoogle広告データ出力の3つの方法比較の記事にまとめていますが、今回はスプレッドシートのアドオン出力で確認できる各種レポートについて、使い方や活用方法について分かったことを記載します。

出力の手順は以前に記載した【手順編】をご確認ください。

広告表示オプション(Ad extension)レポート

「Select a report type」で「Ad extensions」を選択して、必要な項目を選びます。
下記のように、サイトリンク、コールアウト、構造化スニペット、電話表示オプションなどの一通りの結果をまとめて出力できます。

データポータルで広告表示オプションを可視化

上記でデータ出力したスプレッドシートをデータポータルに読み込むことで、グラフや表で可視化することができます。
データソースの範囲を指定する箇所があるので、13行目から選択しましょう。(例:A13:AZ)
まず、広告表示オプションのデータです。クリック数やCVなどのデータは出力されてないですが、どのような内容を何個登録したかということはわかります。
下記のように、月別のクロス表にクリックタイプ別にまとめたり、個別に配信しているテキストを把握したりすることに活用できます。

広告アセット(Ads)レポート

広告別の結果をみたい場合は、「Select a report type」で「Ads」を選択します。
レスポンシブ検索、レスポンシブディスプレイ、カルーセル、動画広告などタイプ別にアセット項目をすべてまとめて出力できるので、便利です。

レスポンシブ広告別結果をデータポータルで可視化

スプレッドシートをデータポータルに読み込んで、レスポンシブ検索広告の結果を表示しました。
同じアセットを別のキャンペーン、広告グループに配置していても集計値が見れるので、手間が省けていつでも最新値が確認できます。
運用画面ではここまで見れないので便利ですね。

除外キーワード(Negative keywords)レポート

「Select a report type」で「Negative keywords」を選択すれば、登録した除外キーワードが見れます。
「除外キーワードリスト」は「どこのキャンペーン/広告グループに関連づけたか」が見れるだけで、リストの中身は運用画面でしかみれません。

一方、リスト外で登録した除外キーワードは、すべてここで出力されます。
「バラバラに登録したままで、たくさんありすぎて何を登録したか忘れてしまった」という場合は、これでまとめて確認するのも良いでしょう。

しかも、MCCの全アカウント分を一気に出力できるので、運用画面で1個ずつ切り替えるより楽です。

ランディングページ(Landing page)レポート

最終リンク先URLを、広告だけでなくキーワードやカスタマイザなどで設定した場合は統括的に確認しづらいので、ここで「Select a report type」から「Landing page」を選択して見ることをお勧めします。
他にも「モバイル速度スコア」「コンバージョン トラッキング対応率」も見れて便利です。

また、「どのランディングページの流入、CVが多いか」「A/Bテストでどちらの流入ページの成果が良いか」ということをすぐに知りたいときに便利です。

広告グループ(Adgroup)レポート

「Select a report type」で「Adgroup」を選択すると、広告グループ別の結果が出力されます。 ここで、運用画面で設定した「目標コンバージョン単価」の推移を可視化します。
スプレッドシートのアドオンの設定では、「Choose columns」の指標の中から、「目標コンバージョン単価」「コンバージョン単価」を必ず選んでチェックを入れます

・目標コンバージョン単価 ← 運用画面で設定した設定値

・コンバージョン単価 ← 実際に出稿した結果としての「平均コンバージョン単価」 
データを出力すると、キャンペーンレポートのスプレッドシートに出力されます。

これをデータポータルに接続して時系列のグラフで可視化したいのですが、タイトル列が先述のとおり13行目なので、別のタブに数式で自動転記するなどして1行目から下に並べ替える必要があります。

並び変えた後のタブをデータソースとしてGoogleデータポータルで接続すれば、表やグラフを作成することができます。
設定した目標コンバージョン単価「Target CPA」と実際の結果「Avg. target CPA」をグラフにまとめました。
これで乖離があるかどうか見えてきます。

「Target CPA」を設定するのは自動入札「コンバージョン単価」を導入しているキャンペーンだけです。
全キャンペーンのデータが混ざると傾向もつかみづらい場合があるので、その時は下記のような工夫が必要です。

・「ラベル」で「自動入札CPA」などを付けて選別して、スプレッドシートに一緒に出力した上でデータポータルでフィルタをかける
・データポータルで「キャンペーン名に〇〇を含む」などフィルタによって目標コンバージョン単価を設定したキャンペーンだけ抽出する

このようにすることで必要な部分だけ抽出できて、より精度の高い分析ができるようになります。
運用画面でも数値の比較はできますが、時系列で見れるのはこのように自動更新で手間をかけずにグラフ表示させるほうが便利でしょう。

期間やキャンペーン範囲もアドオン設定で変更できるので、見たいセグメントを自在に変えることができてとても役に立ちます。

まとめ:Google広告のアドオン機能で独自レポートを出せます

このように、スプレッドシートのアドオン機能を使うことで、Google広告では出せないデータを出力することができたます。

また、出力したスプレッドシートをGoogleデータポータルと繋げれば、運用画面でみづらい部分を表やグラフに可視化できたり、集計の手間が自動化されて大幅な時間短縮になることもあります。 今後もこのアドオン機能はどんどん進化していくはずなので、自社にあった方法でうまく活用できると良いですね。

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