Google検索広告のモニタリング結果を改善施策に活かす

今回はGoogle広告の検索キャンペーンの「オーディエンス」別結果の活用についてです。
検索キャンペーンにおいて、ターゲティング設定が「モニタリング」の状態でそれぞれのユーザーリスト、興味/関心、アフィニティ別の結果(表示回数、クリック、コンバージョンなど)が見れます。
本来はディスプレイキャンペーンで、ターゲティング設定を「ターゲット設定」の状態にして設定、配信することが多いです(アフィニティ カテゴリ、プレースメント、リマーケティングなど)。
しかし、実際は「モニタリング」の状態にすることも可能で、ターゲティングとモニタリングの違いは下記のとおりです。
・ターゲット設定:配信対象の範囲を絞れる
・モニタリング:配信対象の範囲が変わらず、それぞれの結果だけ見れる

今回は「モニタリング」を使い、下記の流れでCPA/ROASの改善に繋げることを考えます。
1.検索キャンペーンで、それぞれのオーディエンス別の結果の傾向を把握
2.コンバージョン(CV)に繋がりやすいターゲットをディスプレイ広告の設定に反映する

Google広告のオーディエンスレポートの確認箇所

まず、Google広告内でターゲティング別の結果を確認します。

上部ツールバーから「レポート」をクリックしてレポート作成画面を開き、テンプレートの中から「オーディエンスセグメント」を選択します。
ここで、ターゲティング設定/モニタリングのオーディエンス別の結果を見ることができます。
広告グループ別に、入札単価やターゲティング設定などが確認できます。

GoogleAnalytics4でリスト作成

ターゲティング分類の中で「興味/関心」「アフィニティ」は全アカウントで同じですが、「カスタムインテント」「ユーザーリスト」はアカウントごとに設定する内容が異なります。

また、これらはGoogle広告の「オーディエンスマネージャー」で作成することも可能ですが、サイト内の指標も考慮してGoogle Analytics4(GA4)のオーディエンスで設定したほうが良いです。
GA4の画面内の下記の箇所で作成できます。

Tableauで結果を確認

上記のGoogle広告の「レポート」でも結果を確認できますが、費用とCVの散布図にしたほうが傾向が分かりやすいため、データポータルで可視化します。
費用が少なくCVが多い(左上のプロット)は配信が強化されたほうが良いし、費用が多くCVが少ない(右下のプロット)は配信が抑制されたほうが良いという改善ポイントが見えてきます。
「モニタリング」ではなく、「ターゲティング」でキャンペーン単位で除外設定することを検討していきます。

キャンペーン別の結果の確認

また、オーディエンスセグメントごとにキャンペーン別でどのような結果であったかも確認できます。
例えば、ブランドリフト調査(本来一定金額以上の配信を行わないとできない)のように「動画視聴リスト」を検索キャンペーンに「モニタリング」で設定して、ブランドキーワードのクリック数の伸びを確認することも可能です。

他のリストについても、傾向を確認してその後の施策に活かせますね。

広告グループ、キャンペーンの設定に注意

注意点として、それぞれのターゲティングは広告グループ、キャンペーンの両方に重複して設定ができず、追加しようとするとエラーがでます。
これを知らず、グループがたくさんあって何度もエラーが発生するとストレスがたまります。
ルールを確認しながら設定を行ったほうが良いです。

まとめ

このようにGoogle広告の検索キャンペーンでオーディエンス結果を見ながらディスプレイ広告の設定に活かしていくと、運用の幅も広がり広告費を使うことで新たなデータの知見が得られらるようになります。

特に多くのアカウントで検索キャンペーンのほうがディスプレイキャンペーンより費用を多く使っているので、検索キャンペーンを活かさない手はないでしょう。

今後も仕様は常に変わっていくと思いますが、新たにこのような活用方法も使いながら少しでも成果改善につなげていければ良いですね。
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