Google広告のレポート自動化に向けて3つの方法を比較してみた

Google広告のデータを集計してレポート作成、データ分析する際に、運用画面から毎回ダウンロードする作業は手間に感じる運用者の方も多いでしょう。

最近ではデータ集計を自動化するために、APIやアドオン機能など様々な方法が取られてきています。
そこで、Google広告のデータ集計の自動化の方法について、主なものを比較してみることにしました。

Googleレポート自動化の各手法を比較

データ出力の自動化で、すぐに取り組める方法としては下記の3つがあります。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、下記の表のようになります。
※2021年7月現在。都度機能が変化しているので、今後も変わっていきます。

 ①アドオン②データポータル③スクリプト
データ出力先スプレッドシートデータポータルスプレッドシート
出力時にコードの知識が必要か基本的に不要。選べば良いだけ。基本的に不要。選べば良いだけ必要。出力時にスクリプトの知識が必要
出力データにカスタム指標追加不可。別シートで整形が必要可。一度設定すれば以降はずっと使用可。不可。手動で追加が必要。
表、グラフの作成労力大変。大半は二次加工が必要(ピポットや数式で集計など)容易。グラフの種類を選ぶだけで、フィルタ設定で絞り込みもできる。やや大変。二次的にデータポータルなどに接続すれば容易。
他データソースとの合体可だが、出力後に整形が必要。不可。指標名が一致せず高度な知識がない限り難しい。可。タイトル列の指標名を完全一致させれば容易。

それぞれの特徴と、どのような状況で使うのが良いか見ていきます。

①アドオン機能でGoogle広告レポートを作成

スプレッドシートを開いて、Google広告のアドオン機能を使ってデータを出力します。

この方法の詳細手順は、こちらの記事をご覧ください。
下記のような状態でスプレッドシートに出力されます。

このデータをそのままグラフで図示しても、下記のように整理されていません。
ここから手動で整形するか、数式「sumif」などを使わないとうまく見れるようにならないのです。

スプレッドシートのデータをGoogleデータポータルやBIツールにデータソースとして読み込ませれば、表やグラフに整理された状態で見れるので、そのような使い方が良いでしょう。

②データポータルでGoogle広告レポートを作成

続いてGoogleデータポータルでGoogle広告のレポートを作成する方法です。
スプレッドシートを使わず、直接Google広告とGoogleデータポータルを接続させます。

この方法ではスプレッドシートを使わず、直接Google広告とGoogleデータポータルを接続できます。 グラフや表も一度シートを作成すれば最新結果がいつでも見れるので、運用者の分析用に最適です。
作成できる内容は限られますが、選ぶ作業だけでほとんど済ませられる点では、3つの中で一番多く使われるでしょう。

詳細手順はこちらの記事をご覧ください。

先月の結果をレポートとして作成する用途でもフィルタによって期間を絞れるので、自動化することができます。

スプレッドシートで整形の手間がかかり、スクリプトで難解なコードを使うのが煩わしい場合は、データポータルで可視化する方法が良いでしょう。

③Google広告スクリプトでGoogle広告レポートを作成

最後にGoogle広告のスクリプト機能によって、スプレッドシートへデータを出力する方法です。
カスタマイズ性、出力指標の多様性で言えば、3つの中で一番緻密で上級者向きと言えます。

もし、うまく使いこなせれば細部まで自動化できるので、慣れてきたら試してみたほうが良いでしょう。

出力できるデータの種類も何十種類とあり、目的も下記の2つに分かれます。
(1)データを出力
(2)運用画面の設定変更を自動反映

設定方法によっては、ディスプレイ広告の画像と各広告の結果を1つの表に整理して自動更新することもできるので、カスタマイズ性は一番高いです。
Googleデータポータルに比べれば知られていないですが、是非試してみればその自由度が高いことが分かると思います。

まとめ:Google広告のレポート自動化に向けて

以上のように、Google広告のデータを出力する方法は複数あります。
弊社ではどの方法も用いており、目的に応じて活用頻度を変えています。

どの方法も使いこなせればとても便利なので、自社に合った方法を選んで作業効率向上と時間短縮につなげていきたいですね。



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