リスティング広告運用を長年行っていると、
「昔はがんばって手動でデータ集計、報告書作成してたけど、
今は自動化して大幅に作成時間を削減できている」
ということが結構あります。

実際に毎月行っている同じような作業の大半は自動化できます。
当社では2015,2016年はエクセルの数式やマクロ、Tableauを使って試していましたが、2018年あたりからGoogleデータポータルとスプレッドシートの組み合わせが多くなりました。

今回はGoogle広告のデータ集計からスプレッドシート上での表、グラフ作成まで
完全自動化できる部分についてまとめてみました。

Google広告→スプレッドシートの連携

 

ツール間の連携は上記のとおりです。
Google広告→スプレッドシートへの自動出力の方法はGoogle広告のスクリプト機能でスプレッドシートへ自動出力をご参照ください。

本記事の手法で作成したGoogleスプレッドシートは
Google広告結果テンプレート(Google IDでログイン)からダウンロードできます。
※汎用性があるので、自社内のGoogle IDへコピー(データソースだけ変更)して転用することが可能です。

日付の月の部分は今日から見て先月になっており、
キャンペーン名は名前が変わっても対応できるように
数式を組み込んで汎用化しています。

スプレッドシート上で自動反映された表、グラフ

集計データのシートから自動反映された表、グラフは下記です。

月初に報告用の表やグラフを毎回作成するのに時間がかかる場合が多いですが、
このように自動化されていれば便利ですね。

スプレッドシート内で自動反映に使用した数式

テンプレートのスプレッドシートで使用した主な数式を下記に記載します。

・sumifs
複数の条件に合うセルの値のみを合計することができます。
集計シートで「A列の中で3月の行のデータ」「B列のキャンペーンで01.キャンペーンAを含む行のデータ」など絞り込んだデータを出力できます。

・UNIQUE
列内で固有の文字列をすべて羅列します。
例えば集計シートC列の広告グループは8個あるので、出力シートで8列に渡って表示されます。

・EOMONTH
月末の日付に変換できる関数です。
ここでは該当月のデータをすべて「1日」(月末に1日プラスする)に統一して、同じものと認識させる処理を施しました。

・SORT
年月、広告グループなどを昇順に並べる為に使いました。

・ARRAYFORMULA
同じ列で上から下まですべてのセルに数式を入れる代わりに、最上部だけに入力して済ませる関数です。
関数によっては有効にならないですが、使えるところでは使うとスッキリして便利です。

・SUBSTITUTE
「Mobile devices with full browsers」など長い文字列があるので「Mobile」に短縮表示する際に使っています。

 

まとめ

このように自動化テンプレートを作成してみると、今まで手動で何気なく行っていた作業が他にも自動化できるように思えてきます。

上記以外にもスプレッドシートでは多くの関数があり、それらを使えば大半のデータ集計、表作成は自動化できて作業時間の短縮に繋がるはずです。

これを機に定期的に行っている作業を見直して、効率化できるかどうか考えてみましょう。